スケルトン住宅とは？
スケルトン住宅とは？
スケルトン住宅とは、建物の柱・梁・床等の構造躯体と内装・設備等とを分離した工法です。耐震性、耐久性のある構造体を保持しつつ、内装を自由に作り変え、何世代にも渡って建物を使うことができます。室内に柱型や梁型がなく、多様な間取りが可能であり、リフォームや設備配管のメンテナンスが容易にできます。
元々は鉄筋コンクリートの集合住宅における設計手法でしたが、近年では一戸建ての木造住宅でもこの手法が使われるようになりました。
元々は鉄筋コンクリートの集合住宅における設計手法でしたが、近年では一戸建ての木造住宅でもこの手法が使われるようになりました。
従来の住宅との違い
スケルトン住宅では、上下水道・ガス管などの配管類を通すパイプスペースを共用部分に配置します。パイプスペースまでの室内配管、各種ダクト、電気配線などを通すため、基本的に二重天井・二重床です。それによって、キッチン・バス・トイレなど、水周りの配置が自由になり、将来的に配管の修繕工事が必要となっても、工事による内装への影響を避けることが可能です。
スケルトン住宅のコストは？
スケルトン住宅は、耐震性、耐久性のある建物を作る必要があるため、従来型の住宅の建設費用よりも少し高くなりますが、長く使えるので1年あたりのコストは安くなります。
